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制作者は近頃になり漸く自分の描くモノや描くというコトが分かり始めた未熟者です。
まだまだ甘く、拙い作品ばかりですが、少しでも目に留まる作品があればと願っております。
どうかごゆっくりおくつろぎくださいませ。

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2011-02-06

水面 -ゆらめき- 展

私はやりたいことやってても自信がなくて、

それでも

頑固に描き方とか方針を変える気もなくて、

そのくせ

やっぱり何か言われるたびに凹んで凹んで。

でもね、

自分の世界とかその住人たちが好きだし、今は愛しくて堪らないんだ。


めんどくさい性格なのは分かってるけど、

変えられないよね。




さて、

今月の2日から三宮のギャラリー葉月で「水面 -ゆらめき-」展やってました。


絵画、メタル、木工、プロダクトなんでもありの展覧会で、

私はそれはもうヒヤヒヤだよね。

私以外は全員立体だし、勝ち負けじゃないけど喰われたくない!!

素材違うし比べるのは難しいけど、みんなそれぞれクオリティー上げてきてる。

不安で不安で、もう怖くて仕方がなかった。


昔なら、『人は人、私は私』で片付いてたことが、

私の中で今はもうそうじゃなくなってるんだって実感した。

分かってもらえなくてもいいって意地張ってやってきてたけど、

それでいいのは私だけだったなって。

私の力がないせいで、彼女らの存在自体が否定されてしまっていることに今更気付いて、

ほんとに私って自分のことしか考えてないんだな、って幻滅した。



そんな中で今回、うれしいこともたくさんあった。

前回のグループ展で私の作品を気に入ってくれていた方に実際に会えて

たくさん貴重なアドバイスとかお話聞かせてもらえた。

一緒に展覧会やってたまっつんのママに「作品好き」って言ってもらえた。

一般でいらっしゃったおじいさまが「神々しくて良いから。」と

わざわざ私の作品が見える席に座ってくれた。

グループ展7人でやってるけど、旦先生に私のスペースが「ダントツ」って言ってもらえた。

もちろんグループ展としてやってる以上、最上の誉め言葉ではないのは分かってるけど

メタルとかプロダクトの照明とかと並べてもちゃんと見れるってことだよね、多分。


ほんとに嬉しかった、ひとことひとことに涙が出そうだった。

これからもっといいものを創る。

今度こそみんなに愛してもらえるように。



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